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精密治療

マイクロスコープ

精密治療とは一体何でしょうか?

それは一本の歯を治療するのに今ある最大限の治療技術、設備、材料をもちいて治療を行うことです。一本の歯を仕上げるためには、歯とかぶせもの、あるいは詰め物の適合制度はミクロン単位の精度が要求されます。あたりまえのことですが、かぶせもの、詰め物の適合精度が悪ければ、すぐに細菌感染によりむし歯になります。

具体的に精度をあげるためにはマイクロスコープあるいは拡大鏡を用いた顕微鏡歯科治療を行います。


 

当院で歯を仕上げるまでの精密治療の流れ

1 マイクロスコープおよび拡大鏡を用いた根管治療

根管治療(根の中の治療)は欧米ではマイクロスコープを使うのが常識とされています。日本では残念ながらマイクロスコープの普及率が2~3%というのが現状であり、日常臨床ではほとんど使われていないのが現状です。
歯の根管の中は形状が複雑で肉眼ではほとんど見えないため、手探りでの治療がほとんどでした。しかし4倍~20倍のマイクロスコープを用いることで確かな視野を確保し、確実な治療および診断が可能となります。

2 MTAシーラーを用いての根管充填

MTAの特徴は酸化カルシウム等の無機酸化物が水和物を生成し、硬化する過程で水酸化カルシウムが生成され、高いPH値を示します。また、骨組織に対する生体適合性を有するので根管治療にMTAを応用することにより安定した予後が期待できます。

3 ファイバーポストおよびゴールドポストを用いた負担の少ない支台築造(土台作り)

歯の喪失原因のほとんどは、この支台築造にあるといってもいいほど大切な治療過程です。
歯が抜歯になる診断の一つに歯根破折というものがあります。これは歯の歯根が咬合力によって破折してしまうことです。歯の喪失原因の80%は歯根破折であると思われます。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
それは治療を繰り返された、うすい歯質に固い金属の土台をいれて咬ませるからです。このようなことが起こらないようにするため、歯の中に入れる土台は適度な弾性を持ったグラスファイバーかゴールドが良いとされています。

4 マイクロスコープおよび拡大鏡における形成(歯のトリミング)

適切な根管治療、支台築造が終わればいよいよ支台歯形成といわせる歯のトリミング作業に移ります。ここが歯のミクロン単位の精度を決めるとても大切な作業となります。かぶせる歯との境界線(マージンライン)はなめらかできれいな曲線を描かなくてはなりません。
この作業を適切に行うためには術者の技術的な要素も大切ですが、もっと大切なことは術者の視野の確保を行うため、マイクロスコープや拡大鏡を使用することです。肉眼でどんなにきれいなマージンラインを描いたとしても、マイクロスコープにて確認を行うとそのマージンラインは決してなめらかではありません。ミクロン単位の精度を求めるためには肉眼での視野では限界があるのです。

5 テンポラリークラウン(仮歯)における支台歯マージン(かぶせものと歯の境界線)の調整

歯の仕上げに際して、その完成度を評価する要素として歯の形態、色調は大切ですが、それともう一つ歯と歯肉との審美的なバランスはとても大切になります。
テンポラリークラウンとは仮歯のことを言いますが、単に一時的に機能回復をすることだけが目的ではなく、テンポラリークラウンのマージンの形態を調整することにより、歯を入れたときに調和のとれる歯肉形態をここで作り上げます。

6 マージンにおける歯肉圧排(ダブルコードテクニック)

最終的に支台歯と理想的な歯肉形態が仕上がったらいよいよ印象採得(型どり)に入ります。ここまで仕上げてきた精密治療の総括となり、最も大切な治療過程です。
まず、良好な印象採得をするためには、歯と歯肉の境界線(マージン)が明瞭に取れることが大切です。そのために歯と歯肉の境界に圧排糸といわれるサイズの違う2種類の糸を挿入し、歯と歯肉の間に0.5mm程度の隙間を作ります。そこに変形のない印象材を流し込みます。

7 シリコンラバー印象(シリコンラバーを用いた変形のない型どり)

歯肉圧排を行った歯の印象は細部にしっかり流れ、かつ変形したりちぎれたりしない材料を使います。歯科で一般的によく使われる印象材は寒天です。寒天は親水性があり細部によく流れますが、変形しやすく強度が弱いため、精密治療においてはシリコン印象材を用います。
以上の流れを経て印象採得された模型で歯の製作が行われます。

精密治療は、一般的に行われる保険診療と比較し、治療経過も長く処置内容も多種にわたりますが、本来歯を仕上げるとはこういうことだと私は思っています。ただ痛みがとれて、咬めればいいということだけではなく、お口の中でいかに自然で機能的、そして長期的な安定を得るためには、作られた歯も異物ではなく、臓器でなくてはなりません。そのために精密治療としての手間と材料を惜しむことなく一本の歯を仕上げるために努力してあげることが必要不可欠です。

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